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漢方で後鼻漏に効果は出る?実際に完治した人はいる?

健康
風邪をこじらせたり、花粉症などで後鼻漏になってしまう人は「はやくこの症状を治したい」と思って
いますよね?でも病院で処方された薬を飲んでいても、なかなか治らないということが多いです。

私ももともと花粉症で、さらに風邪をこじらせて後鼻漏になってしまいました。
後鼻漏は鼻の奥にたまってるネバネバの鼻水がのどに流れる症状だから、起きてる時も寝てる時もつらいです。

どうにかしたいなと思い、病院で処方されている以外の薬について調べてみることに。
すると、漢方に後鼻漏によさそうなものを発見しました。

後鼻漏は長期化しやすい

鼻水が喉に流れる後鼻漏で悩んでいる人は、年単位で症状に苦しんでいる人が多いです。
直接効果が期待できる治療法がまだ見つかっていないから、なかなか治らないのです。

 

私は後鼻漏に8年間、悩みました。
風邪をこじらせたことが原因で鼻づまりになって、鼻の奥の副鼻腔に鼻水がたまり、その結果ネバネバの鼻水が
喉に流れるようになってしまったのです。

病院へ行くと抗生剤とムコダインという去痰剤を処方されました。
抗生剤はウイルス感染を防ぐためのもの、ムコダインは痰(鼻水)を柔らかくするためのものです。
飲んでいると効果があるのですが、飲むのをやめると一気に症状が元に戻ってしまいます。

抗生剤やムコダインで症状をおさえているだけで、治療の効果まではないからです。
鼻の穴から内視鏡で手術をする人もいるみたいですが、再発するケースが結構あると知り合いの看護師に聞いて
怖いからやめておきました。

ほかの後鼻漏で悩んでいる人の体験談をよんでいても、手術をしている人は少ないですね。
みんな抗生剤と去痰剤でなんとか症状を抑えているみたいです。

でも、抗生剤を長く飲んでいる人の体験談に「副作用で腸内細菌のバランスが崩れて、便秘体質になった」とか
「抗生剤の副作用でとにかく毎日だるい。うつ病なんじゃないの?と心配されるレベル」と書かれていました。
抗生剤は体にとって異物だから、ずっと飲み続けているのは健康によくありません。

意外と無自覚な人が多い後鼻漏

後鼻漏は苦しい症状が出ているはずなのに、無自覚な人が多いです。
少しづつ症状が悪化していくから、自分だけでは気が付きにくいのです。

 

私も風邪をこじらせているだけだと思っていて、数週間後に病院で後鼻漏と診断されました。
ですので、具体的な症状を知ってあなたも後鼻漏かどうかチェックしておくといいでしょう。
鼻やのどの病気は基本的に症状が似てるから、後鼻漏じゃなくても後鼻漏と誤解している人もいます。

鼻水が喉に流れる感じがする、よく痰が絡む、咳込んでしまったり咳払いする、くちゅの中がネバネバする、
口臭がきつくなった、喉に違和感がある、胃もたれ、胃の膨満感、声がかすれる、しゃがれるなど。

こうした症状が出ている人は後鼻漏の可能性が高いですね。

後鼻漏に効果が期待できるのは胃腸に効く漢方

後鼻漏の治療には、漢方が使われることが多いです。
西洋薬では対処できないので、東洋薬で治療をするのです。

 

漢方で後鼻漏を治療する場合は、鼻の症状に直接効果が期待できる薬を処方する場合と、消化器官に効果が
期待できる薬を処方する場合があります。

どうして消化器官なのかというと、後鼻漏の原因は鼻水という老廃物がたまって免疫力が低下しているから。
老廃物を排出して免疫力を高めるには、消化器官の働きをよくすることが必須なのです。
体の中の老廃物の80%は大便によって排出されます。

ですので、消化器官の働きを良くして便の出をよくすればそれだけで老廃物のほとんどがたまりにくい体質に。
老廃物がたまらない体質は余計なことに体のエネルギーを使わらないから、免疫力も高くなるというわけです。

逆に消化器官の働きが悪くなっていると、80%の老廃物が体にたまり続けます。
そして、体の弱っているところに老廃物が流れていってしまうのです。
風邪をこじらせている場合は、鼻が弱っているから鼻水が増えるというわけですね。

後鼻漏でよく処方される漢方まとめ

ここからは、後鼻漏で悩んでいる人によく処方される漢方をまとめていきます。
あなたがすでに処方されているものもあるかもしれないので、チェックしてみてください。

 

・葛根湯加川芎辛夷 ツムラ2番

鼻水や鼻づまりなどの症状に効果があるので、風邪などによく処方される一般的な漢方。
漢方には相性があるのですが、この漢方が相性がいいのは汗をかきにくい、肩こりや鼻づまりがある人。
飲みにくいものが多い漢方ですが、少し甘いので飲みやすいです。

・小青龍湯 ツムラ19番

花粉症やサラサラな鼻水が大量に出るアレルギーの人によく処方される薬です。
相性がいいのは減症で鼻水やくしゃみが出やすい人向け、体を温める効果があるからです。
清涼感がある味で、これも飲みやすい漢方です。

・苓甘姜味辛夏仁湯 ツムラ119番

気管支炎や気管支喘息に処方される漢方で、咳をおさえる作用と去痰剤と同じ効果が期待できます。
相性がいいのは体力がない冷え性気味の人。
この漢方は酸味と辛みがあるから飲みにくいです。

・麻黄附子細辛湯 ツムラ127番

風邪や気管支炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息などさまざまな症状の人に処方されます。
相性がいいのは冷え性で倦怠感がある人、顔色が悪い人にいいそうです。

私が処方されたのは小青竜湯と麻黄附子細辛湯。
どちらも去痰剤のムコダインと同じような効果で、飲んでいるときはいいけど飲むのをやめると症状が再発します。

葛根湯加川芎辛夷は後鼻漏向けの漢方

葛根湯加川芎辛夷は、3つの漢方を組み合わせたものです。
漢方にはこうした薬が多く、一度に数種類の漢方の効果を得ることができます。

 

葛根湯加川芎辛夷は後鼻漏で悩んでいる人向きといわれているのですが、どうしてなのでしょうか?
その理由について調べてみると、「風邪の症状に効く葛根湯」「鎮痛・痛み止めにいい川芎」「鼻づまりにいい辛夷」
という3つの漢方が配合されているから。

後鼻漏は風邪と似ている症状だし、風邪をこじらせて後鼻漏になる人が多いです。
そして、副鼻腔や鼻腔、喉の奥に痛みを抱えている人もいます。

 

さらに後鼻漏の人はほとんどが鼻づまりになっているので、効果が期待できるのです。
でも、私は後鼻漏と風邪の症状は似ているようで違うと思います。
風邪は発熱や倦怠感がありますが、後鼻漏には発熱も倦怠感もありません。

また、後鼻漏はイライラして精神的に不安定になることがありますが、風邪はそういうことはないですよね?
ですので、葛根湯加川芎辛夷が本当に後鼻漏に効果が期待できるのかは疑問です。

漢方よりも効果を実感しやすい方法

漢方よりも効果を実感しやすい方法があります。
それは、なた豆茶です。

 

なた豆茶は排膿作用と抗炎症作用、腎機能活性化などの後鼻漏にいい効果が期待できます。

排膿作用で鼻の奥の副鼻腔にたまっている膿を排出して、抗炎症作用で副鼻腔やのどにできている炎症を抑え、
尿を作る働きをする腎臓の機能を高めることで、鼻水などのいらない水分が排出されやすくなります。

私はなた豆茶を飲み始めてから1か月くらいでほとんどの症状が治りました。
しかも、その1か月間も1週間後とに症状が変わっていく感じでどんどん楽になっていったのです。
病院でもらっている漢方とはぜんぜん違う効き方だったので、びっくりしました。

症状をただ食い止めるだめの漢方よりも、症状の原因を体から排出してくれるなた豆茶のほうがいいと思います。
1袋3,000円代と少し高めですが、私は後鼻漏以外の便秘やニキビなども治りました。
毎朝鼻をかむのに10分くらい使っていたのですが、鼻水が出きって朝のイライラが解消しました。

私と同じように朝に後鼻漏のせいで、時間を無駄にしている人は時短になりますよ。
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