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病院や自宅で吸入すると後鼻漏に効果はありますか?

健康
後鼻漏になると1日中、鼻水が喉に流れるようになります。
とても不快で集中力も低下してしまうから、意外と生活に支障が出ます。

命に係わることじゃないからいいかと放置していると、どんどん悪化してしまうのではやめにケアを
したほうがいいのですが、効果的な方法がよくわからないですよね?

そこで、ここでは吸入することで後鼻漏に効果はあるのか調べてみました。
効果が期待できる正しい方法でケアをして、はやくつらい症状から解放されましょう。

吸入すると後鼻漏が治る仕組み

後鼻漏は鼻の奥に鼻水がたまってなる症状です。
苦しんでいる人は多いけど、具体的に治療をしている人は少ないです。

 

私も最初に後鼻漏で悩み始めたときに、「なんか痰が絡むな」くらいにしか思っていませんでした。
だから特に対処をしていなかったのですが、だんだん夜眠れないくらいに痰が絡んで息苦しくなるように。
そこで、病院に行ってネブライザーという吸入器でケアをしました。

そしたら、感動するくらいに鼻がスッキリ通ってとても気分がよくなったのです。
「やっぱり病院で治療するとすぐに治るんだな」と思っていたら、病院から家に帰るまでに鼻詰まりがもとに戻ってしまいました。

実は、これはお風呂上りと同じ状態なのです。
後鼻漏で悩んでいる人は経験があると思いますが、お風呂上りに鼻がスーッと通って息がしやすくなりますよね?
これは鼻の粘膜が温められて潤うことで、鼻水の出が良くなってすっきりするのです。

でも、お風呂から上がってしばらくすると体温が下がってしまうし、湯船の蒸気の潤いも乾燥してきます。
すると、また鼻の粘膜の働きが弱くなって鼻水がとどまってしまうのです。
病院の吸入器・ネブライザーも、自宅で使えるホットシャワーも同じ理由ですぐに鼻づまりになってしまいます。

そもそも鼻詰まりになってしまうのは鼻の粘膜の働きが弱っているから

後鼻漏で悩んでいる人は、お風呂上りにしか鼻どおりがよくなりません。
でも健康な人は鼻どおりが常にいいですよね?

 

これは鼻の粘膜の働きがいいからです。
鼻の粘膜の働きのことを鼻中粘膜機能といいますが、この鼻中粘膜機能の低下が原因で後鼻漏になります。
ネブライザーやホットシャワーなどの吸入器は、一時的にしか鼻中粘膜機能を高めてくれないので完治しません。

ですので、もっと長時間鼻中粘膜機能を活性化する方法にしないといけません。
吸入器は一時しのぎの方法として使ってください。
後鼻漏を完治させるのは、ほかの方法にしましょう。

吸入器の口コミまとめ

吸入器は一時しのぎの方法にしかなりませんが、それでも症状が軽くなっている人はいます。
ここからは、吸入器の口コミをまとめてみました。

 

家庭用吸入器ホットシャワー5の口コミを調べてみると…

・毎日親子で5分づつ愛用してるけど鼻が潤ってきて、鼻詰まりが減ってきたと思う
・1か月くらいしか使ってないけど、気持ちいいから買ってよかった
・毎日やってるけど今年は花粉症の症状が出なかった
・花粉症で毎年鼻が大変なことになってたけど、ホットシャワーのおかげで今年は大丈夫
・15年蓄膿に悩んでいるけど、これを始めてから症状が出なくなった

このように、ホットシャワーのおかげで鼻詰まりや花粉症の症状が軽減したという口コミがたくさんありました。
でも気になったのは、「毎日やっていたら」とか「続けているうちに」という言葉。
私はホットシャワーを使ったことがあるからわかるのですが、ホットシャワーは準備と片付けが面倒です。

本体に付属しているカップに水と塩を入れてスイッチを押すだけなのですが、本体が大きいから運ぶのが大変。
使うところにおいておければいいけど、我が家にはそういう場所がないからいちいちしまっているのです。
これが大変で、すぐに使うのをやめてしまいました。

広い洗面所がある家や大きいドレッサーを持っている人は、面倒じゃないのでいいかもしれないですね。

吸入器に生理食塩水を使う理由

吸入器を使う場合は生理食塩水を入れます。
これは鼻うがいをするときも同じなのですが、どうして生理食塩水を使う必要があるのでしょうか?

 

生理食塩水の成分はぬるま湯と塩です。
これを体内にある水分と同じ塩分濃度になるように混ぜて、蒸気で吸入します。
水道水をそのまま使ってもいいのですが、すこし鼻がつんとする感じがしたり、苦しくなってしまうのです。

体内にもともとある水分と同じ塩分濃度にすることで苦しい思いをしないで、鼻の奥までしっかり蒸気をすえるから生理食塩水を使う必要があるわけです。
病院でネブライザーをするときは薬剤を蒸気にして吸い込みますが、自宅ではこれはできません。

ただ、蒸気にして吸い込むと副鼻腔の奥まで吸い込める分、蒸気が覚めて液体に戻ったときに副鼻腔の中に残りやすい
というデメリットがあります。副鼻腔は空洞で何もないところなので、そこに水分が残ると痛くなる可能性があります。
ですので、私は吸入器をつかうのはたまににしたほうがいいと思います。

吸入器が後鼻漏を悪化させてしまう可能性

吸入器を使っている人で「後鼻漏が悪化した」「副鼻腔炎(蓄膿)が悪化した」という人がいます。
改善する効果が期待できるはずなのに、どうして悪化するのでしょうか?

 

その理由について調べてみると吸入器で生理食塩水を吸入して、副鼻腔に残ってしまう人が多いからでした。
生理食塩水の蒸気は吸い込んでしばらくすると、水分が蒸発して塩分だけが残ります。
副鼻腔は鼻水が大量にたまっていて、炎症を起こしている状態。

そこに塩分が残ると炎症がしみてさらに悪化してしまうのです。
蒸気で隅々まで吸い込めるせいで、残りやすくなっているから起こるトラブルですね。

ですので、もっと安全な方法で後鼻漏治療をしましょう。

安全で悪化する心配がない治療法

後鼻漏治療のために吸入器を使うと、思わぬ理由で悪化する可能性があります。
ですので、悪化する心配がない方法を選んでください。

 

悪化する心配がない方法は、なた豆茶ですね。
なた豆茶は排膿作用、抗炎症作用、腎機能活性化の効果が期待できるといわれています。
麦茶のようにやかんで5分間に出せばいいだけだから、かんたんに淹れられます。

そして毎日500mlくらい飲み続ければいいだけです。
少しづつ副鼻腔にたまっていてドロドロになっている鼻水が降りてきたり、一気に出てきたりします。

ある女性の体験談には、こんなことが書かれていました。

「なた豆茶を飲みはじめて3日目の朝にうがいをしたら喉に違和感を感じた。
吐きたい感じになって思いっきり『おえっ』としたら、500円玉くらいの緑色の鼻水がかたまりで出てきた。
びっくりしていたら、吐きたい感じになってはいたら、同じようなものが2つ。
それから1時間くらい吐きたくなって緑の鼻水のかたまりを吐くのを繰り返していたら、後鼻漏がスッキリ治った」

このように、なた豆茶の排膿作用で一気に後鼻漏が治ったという人もいます。
私もこれと同じような感じで、一気に症状が改善しました。

吸入器の効果はレントゲンを撮ればわかる

吸入器の効果を知りたい場合はレントゲンを撮るのが、いちばんはっきりわかります。
レントゲンには副鼻腔炎の鼻水が映るから、まだ残っているかどうかがはっきりわかるのです。

 

吸入器を使ったあとにすっきりした気がしていても、本当に症状が治ったのか不安なときは、レントゲンを
とりましょう。病院でレントゲンを撮ってもらえば、副鼻腔にどれくらい鼻水が残っているかがわかります。
なた豆茶を飲み始めてから症状の変化を知りたい場合にも、レントゲンを撮るといいですよ。

レントゲンは保険が適用されるので自己負担は600円代~800円代。
手ごろな値段なので、定期的にとってみてください。

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