1日中鼻水が喉に流れる場合は、後鼻漏という症状が原因です。
私は8年くらい後鼻漏に悩んでいました。
病院でもらった薬を飲んでも飲むのをやめると、症状が元に戻ってきてしまいます。
「このままずっと薬を飲み続けるのは嫌だな」と思っていたので、薬以外の治療法も調べることに。
するとササヘルスが効果が期待できるといわれています。
でも効いたことがない薬だし、ずっと即効性はあるのか完治できるのか調べてみました。
ササヘルスの使い方まとめ
ササヘルスという薬の名前を聞いたことがないという人は多いと思います。
そこでササヘルスの使い方について、お話していきましょう。
ササヘルスについて調べてみると、熊笹エキスのことです。
喉の炎症にいいといわれているササヘルスでうがいをして、鼻のほうへもっていきます。
これには練習が必要ですが、慣れればかんたんにできます。
吸入器をやった後でこのうがいをすることになるので、手間がかかってしまいます。
しかし実際にササヘルスでケアをすると、のどの炎症がケアできるといわれています。
そもそもササヘルスとはなにか
ササヘルスはうがい薬で喉の調子を整えます。
あまり知られていない薬なのは、値段に理由があります。
ササヘルスについてさらに詳しく調べてみると、漢方であることがわかりました。
液体タイプのササヘルスで1本1,750円くらい。
1日3回、1回2~3mlを水やお茶、牛乳などで適度に薄めてうがいにつかいましょう。
ただ効能に後鼻漏と書かれていないので、毎日うがいに使い続けても効果がない可能性が高いですね。
しかも、まず吸入器でケアをしてその後ササヘルスでうがいをして鼻にもっていく…というのは、かなり難しいから続けるのは大変だと思います。
私は鼻うがいさえできなくて、エネマシリンジという器具を使ってやっていました。
でもそれも面倒になってやめてしまったので、ササヘルスの治療法も続かないような気がします。
もっと効果が期待できて、続けやすい方法で後鼻漏のケアをしたほうがいいでしょう。
ササヘルス以外の後鼻漏に効果が期待できる漢方は、鼻の病気や歯槽膿漏などの膿が原因の病気にいいといわれいる排膿散及湯、蓄膿症や副鼻腔炎にいいといわれているホノミビスキン、蓄膿症にいいといわれて
いる辛夷清肺湯などがあります。
どれも効能にしっかり鼻の病気名が書かれているので、ササヘルスよりも直接的な効果が期待できそうですね。
ただ、ササヘルスと同じで、ホノミビスキンも割高です。
排膿散及湯が3つの漢方の中でいちばん安いです。
1か月分は4,800円代になるから、こう考えるとかなり高いですね。
ササヘルスも1本3,000円代ですが、1本127ml。
1か月分に換算すると、6,000円とこちらも結構な値段になります。
こんなにササヘルスが高いなら手術をしてしまったほうがいいのか
ササヘルスは1か月分で6,000円代。
半年で36,000円代なので、かなりの負担になります。
しかも、効能に後鼻漏や蓄膿症(副鼻腔炎)と書かれていないので、効果が出る可能性は低いです。
ほかの漢方でも1か月で4,000円代、半年で24,000円代。
ここまで高いと、「もう手術で治療しちゃったほうがいいかな?」と思いますよね?
そこで、耳鼻科の後鼻漏手術をする場合にいくらかかるのか調べてみると、副鼻腔炎(片側)で約2万~8万円。
鼻中隔矯正術という鼻の穴の大きさのゆがみを治す手術は、約2万円かかります。
副鼻腔炎の手術をした人の体験談では「10分以内に終わって麻酔をするから、痛みもない」とのこと。
でも、麻酔を付けた綿棒を鼻の中に塗るときに「そんなに奥まで塗るの?」と思うくらいに、奥までぐりぐりぬられてびっくりしたそうです。
鼻の奥の手術をするから奥まで塗るのは当然ですが、人に鼻の奥まで綿棒を入れられるのは恥ずかしいです。
費用的には手術のほうが安いですが、手術を受けても治る可能性は100%ではありません。
知り合いの看護師が言うには「副鼻腔炎は手術で治る人が多いけど、後鼻漏は再発する人が多い」とのこと。
ですので、もっと安い費用で、もっと治る可能性が高い方法を選びましょう。
口コミで評判がいいのはリンパマッサージ
後鼻漏を治すためにいろいろしているのに、効果が出ないという人は多いはず。
直接的な効果が期待できる薬がまだ開発されていないから、長い期間膿鼻漏で悩んでいる人は多いのです。
私も8年くらい後鼻漏で悩んだのですが、調べてみると口コミではリンパマッサージが好評でした。
お風呂でできる老廃物を流すリンパマッサージをやってみてください。
リンパマッサージはかっさのような道具が必要と思っている人もいると思います。
しかし、実際は手でやったほうがちょうどいい強さで押せるからいいのです。
耳の下のくぼみ、押すと痛いところを強めに親指の腹で押しましょう。
押してみると、頭部の老廃物が流れやすくなるから鼻水も排出されやすくなります。
私はこのマッサージを毎日していたら、顔のむくみがとれて小顔になったような気がします。
むくみも皮下組織にたまったいらない水分なので、出やすくなるのでしょう。
後鼻漏の人は体の水分の循環が悪くなっているから、むくみ体質の人も少なくありません。
リンパを流すことで、薬に頼らない後鼻漏ケアができますよ。
漢方は高い割に後鼻漏に効かない
漢方は高い割に、「後鼻漏が完治した」という口コミは少ないです。
「治った」という口コミはたくさんありますが、これは一時的なものだと思います。
その理由は、私も漢方の効果が一時的だったから。
私は小青竜湯や柴朴湯を試したのですが、飲んでいるときは症状が治まるのです。
ネバネバの痰が鼻から流れることもないし、喉に違和感が出ることもない。
漢方を飲む前は声が出づらかったけどよく出るようになるし、声がかれることもありません。
でも、漢方を切らすと鼻水が喉の奥に絡んで気持ち悪いし、声が出づらくなります。
イガイガしてる感じがすごくて、1日中「んん~」と咳ばらいをしないといけないのです。
私は雑貨の販売職をしているから、お客さんがいるところで咳ばらいを連発していると「あの店員さん、感じ悪いな」
と思われてしまいます。実際にお客さんが店から出て行ってしまったこともあるし、仕事にも支障が出るのです。
そこで、もっと効果的でもっと即効性がある治療法はないか、調べてみました。
漢方よりも効果が期待できる方法
漢方は高いし効果があまり期待でいません。
そこでもっと安くて、効果が期待できる方法を考えてみました。
漢方よりも安くて効果が期待できるのは、なた豆茶です。
排膿作用があるから鼻水を排出しやすくしてくれるし、抗炎症作用もあるから鼻の奥の副鼻腔やのどの奥の炎症を改善する効果が期待できます。
しかも漢方と違ってお茶だから、水筒に持ち歩いていつでも好きなタイミングで飲めばいいだけ。
飲む量は決まっていますが、厳密に守らなくていいから気が楽です。
値段は30日分で3,000円代と漢方よりも、かなりお得です。
中国産で添加物が入っているものは500円以下で買えてしまいますが、これは毎日飲むには危険なのでやめておきましょう。
緑茶や麦茶、ほうじ茶など常備茶をなた豆茶にするだけで、後鼻漏ケアを始められます。
それきっかけでかなり症状が軽くなって、2か月後には完治していましたよ。
ササヘルスのように、喉うがいをして鼻に移動する…という難易度が高い技も必要ありません。